キャバクラって、時給がすごく高いって聞くけど、実際はどれくらいなんだろう?
未経験でも、そんなに稼げるのかな?
どうやって時給が決まるんだろう?
キャバクラバイトに興味をもつと、まず思い浮かぶのが時給や給料に関する疑問ですよね。
テレビやSNSでよく耳にする“時給〇千円”“高級店で時給1万円!”のような話を聞くと、初心者でもそんなに稼げるの?とワクワク半分、不安半分だと思います。
この記事では、キャバクラで働くときの「平均時給」「地域別の相場」「給料アップのコツ」など、知っておきたいポイントを幅広く解説します。
未経験で入店する場合のスタート時給や、稼ぐための仕組みもまとめていますので、これを読めば、キャバクラの時給についてかなり具体的なイメージができるはずです。
ぜひ最後までチェックしてみてくださいね!
キャバ嬢の平均時給はいくら?

キャバクラの時給は高い?
まず、キャバクラの時給が高いと言われる理由をざっくり説明します。
- 時給+バック制度
一般的なアルバイトは「時給×働いた時間」で収入が決まりますが、キャバクラでは「時給+バック(指名料やドリンク手当などの歩合)」が基本です。
このバックがあることで、頑張り次第で収入がぐんとアップする仕組みが出来上がっています。
キャバクラによってバックの種類や金額設定は違うので、面接時や体験入店時にしっかりチェックしておきましょう。 - 夜の接客業特有の客単価の高さ
キャバクラに来るお客様は、お酒と女の子との会話を楽しむために、1回の来店で数万円~数十万円を使うことも珍しくありません。
店舗側の売上が高い分、キャストへの時給やボーナス(バック)も高く設定されやすいのです。
時には高級シャンパンのボトルを何本も下ろしてくれるお客様がいることもあります。 - 見た目・トーク力などの要求水準の高さ
キャバクラには、トークや見た目、気遣いといったスキルがある程度求められます。
接客しながらお酒をつくったり、盛り上げたりすることは意外と大変です。
そうした特別な接客スキルやコミュニケーション力が必要なことも、時給が高い理由のひとつといえます。
もしお客様に気に入ってもらえれば、新たなお客様を紹介していただけることもあります。
加えて、店舗によっては「時給保証期間」を設けているところもあります。
これは「入店後○日間は必ず○円以上の時給を保証する」という制度で、未経験者にとっても働き始めやすい仕組みです。
保証期間のあいだに接客のコツを掴んで、バックを伸ばしていくのも一つの戦略ですね。
未経験スタートの平均時給
では、未経験からスタートする場合はどうなのでしょうか?
- 都心部の一般的なキャバクラ:時給2,000~3,000円程度からスタートすることが多いです。
- 地方や郊外のお店:時給2,000円以下で募集しているところもありますが、都内に比べてノルマや競争がゆるやかな場合もあります。
- 高級店での未経験スタート:時給3,000~4,000円程度で提示されることがあり、中には10,000円程度の店舗もあります。
マナー研修やドレス貸与なども充実しているお店が多いですが、出勤日数や容姿・礼儀に対するチェックが厳しい場合もあります。
未経験・初心者の場合、最初から「時給5,000円以上」を提示されるのはレアケース。
ただし、あくまでこれは目安です。
面接時の印象やシフト貢献度、お店の状況によっては意外と高い時給を提示されることもあるため、希望ややる気をしっかりアピールすると良いでしょう。
時給4,000円の場合のシミュレーション
実際に、時給4,000円でどれくらい稼げるのかを見てみましょう。
- 1日4時間働く場合
時給4,000円×4時間=16,000円/日 - 週3日出勤の場合(1週間)
16,000円×3日=48,000円/週 - 1か月(4週間)
48,000円×4=192,000円/月
ここに指名やドリンクなどのバックが加わると、月20万~25万円ほど稼げる可能性もあります。
未経験のバイトとしては十分高収入ですよね。
学校やWワークとの両立もしやすいペースで、これだけ稼げるのはキャバクラならではの魅力です。
さらに、出勤日数をもう少し増やせば月30万円を超える人も珍しくありません。
時給8,000円の場合のシミュレーション
時給8,000円となると、さらに高収入が見込めます。
- 1日4時間働く場合
時給8,000円×4時間=32,000円/日 - 週3日出勤の場合(1週間)
32,000円×3日=96,000円/週 - 1か月(4週間)
96,000円×4=384,000円/月
約38万円の月収です。
ここまでの金額だと、高級店や人気店などで実績を積んだキャバ嬢のイメージが強いですが、ナイトワーク経験が長い方や、指名客をたくさん持っている人なら十分狙える数字です。
ただし、ドレスやヘアメイクなどの自己投資、同伴やアフターのための出費も増えがちなので、手取りはやや下がることが多い点は押さえておきましょう。
うまく経費を抑えつつ売上を伸ばすテクニックを覚えると、実際の手取りはかなり増やせますよ。
エリアごとのキャバクラの平均時給は?

東京都内の人気エリア
キャバクラの激戦区といえば、歌舞伎町(新宿)・六本木・銀座などが有名です。以下に一覧で紹介します。
- 歌舞伎町(新宿):クラブやラウンジなど、店舗の数がとにかく多く、時給3,000~8,000円程度が一般的。
高級店であれば10,000円以上もあり得ますが、競争率も高めです。
若いお客様からビジネスマンまで幅広く来店するのが特徴。
最近はアジア圏の観光客も増えており、英語や中国語が話せると時給アップに繋がるケースもあります。 - 六本木:富裕層や経営者など、ハイステータスなお客様が多いエリアです。
時給10,000~25,000円と高めが期待できますが、見た目や接客スキルにも厳しいお店が多いです。
フレンチやイタリアンなどの高級レストランを同伴に利用することも多く、食事マナーを問われる場面もあるので要注意。 - 銀座:落ち着いた雰囲気の高級店が多く、客層も大人なビジネスマンや役員クラスが中心。
時給4,000~6,000円が目安ですが、マナーや礼儀がより求められる傾向にあります。
テーブルマナーや言葉遣いに自信があると有利かもしれません。
地方都市の主な時給相場
- 大阪(北新地・ミナミ):北新地は高級クラブやラウンジが集中しており、時給7,000円以上も狙えます。
一方、ミナミは店舗数が多いため、時給は3,000円~と安めですが、未経験でも挑戦しやすいお店がたくさんあります。
大阪ならではのノリの良さを求められることもあり、明るい接客ができると人気が出やすいです。 - 名古屋(錦・栄):高級店とリーズナブル店が混在し、全体的に3,000~6,000円の時給が多め。
地元の経営者や商社マンなど、安定したお客様がつくと長期的に稼ぎやすいのが魅力です。 - 福岡(中洲):九州最大の歓楽街で、観光客だけでなく地元常連さんも多いエリア。
時給は3,000~5,000円ほどが相場で、働きやすい環境のお店が多いと評判です。人情味あふれる常連さんが多いのも特徴で、リピーターを掴むと強いです。 - 札幌(すすきの):北海道最大の歓楽街。観光シーズンに来客数が増えやすく、時給3,000~5,000円程度で募集しているお店が中心です。
地元の方と観光客で客層が分かれるので、季節によって売上が変化しやすい点も覚えておきましょう。
高級店と大衆店の時給差
どのエリアにも「高級店」「大衆店」「リーズナブル店」などがあります。
- 高級店:時給5,000円以上が目安。内装やサービスが豪華で、客単価も高い分、キャストにも高い接客スキルやビジュアル面が求められることが多いです。
代わりに、実際に稼げる金額もかなり大きくなる可能性があります。 - 大衆店:時給3,000~4,000円程度が中心。
リーズナブル店との線引きはあいまいですが、平均的な価格設定で、比較的入りやすい雰囲気。
ノルマがゆるい、服装が自由といったメリットがあるお店もあります。 - リーズナブル店:時給2,000~3,000円が目安。
短期や学生、未経験OKのお店が多く、気軽に働き始めたい人におすすめです。
ただし、場合によっては大衆店と同じくらい稼げるケースもあるので、事前に情報収集してみると良いでしょう。
時給の高さと働きやすさは必ずしも比例しません。
高級店はハードルが高いぶん時給がいい、大衆店・リーズナブル店は気軽にスタートできる代わりに時給がやや低め、といったイメージです。
キャバ嬢の平均年収は?
シフト日数・出勤頻度による年収モデル
キャバクラでバイトをするうえで、気になるのは「年収にするとどれくらいになるの?」ということ。
週2~3日だけのWワークと、週5日フル出勤とでは大きく違ってきます。
- 週2~3日の場合:月20~30万円程度が目安。1年続ければ年収240~360万円。学生やOLさんの副業であれば十分高収入ですね。
- 週5日の場合:月50万円以上を狙うことも夢ではありません。体力や接客スキルが必要になりますが、年収600万円~700万円を稼ぐキャバ嬢も多く存在します。
もちろん、ここにバックがどれだけ付くかで、実際の数字はさらに変わります。毎月コンスタントに同伴や指名が取れるようになると、収入はグッとアップします。
ナンバーワンキャバ嬢の年収
高級店や人気店でナンバーワンになれば、年収1,000万円以上は珍しくありません。
都市伝説ではなく、都心の有名店では月収100万円どころか200万円以上を稼ぐキャバ嬢も存在します。
ただし、そこまで到達するには、圧倒的な努力と営業力が必要。
常連さんとのコミュニケーションやSNS活用、外見への投資(ドレス・美容・エステなど)、スタッフや他キャストとの連携など、普通のアルバイト以上に大変な面もあるのは事実です。
売上次第で収入が変わる仕組み
キャバ嬢の収入が大きく変わる大きな理由は、「歩合(バック)」が存在するからです。
- 指名料バック:本指名や場内指名が入るたびに報酬が発生。
- ドリンクバック:シャンパンやボトルをおろしてもらえば、その分の歩合がつく。
- 同伴料バック:開店前にお客様と食事などをして、そのままお店に来てもらうと発生。
この売上部分が大きいほど、お店も「稼げるキャスト」として優遇してくれますし、昇給にも直結します。
だからこそ、いかにお客様にリピートしてもらうかが重要なんです。
キャバ嬢の給料の内訳
基本は「時給+各種バック」
キャバクラの給料は、主に以下のような仕組みで成り立ちます。
- 時給:面接や採用段階で決まる基本給。店舗ごとにさまざま。
- バック:指名、ドリンク、同伴などの売上インセンティブ。店舗によって計算方法が異なり、「1本あたりいくら」「売上の○%」などさまざま。
たとえば、時給3,000円+指名1本につき1,000円バック、ドリンク1杯につき500円バック・・・といった具合です。稼ぐコツは、いかにこのバックを増やせるかにかかっていると言っても過言ではありません。
お給料から引かれるもの
キャバクラで働くうえで覚えておきたいのが、給料から天引きされる費用です。
- ヘアメイク代:1回1,000円~1,500円程度。お店によってはヘアメイク無料の場合もあります。
- ドレス代:お店専属のドレスを使うなら費用が発生します。自分で用意すれば不要。
- 送迎代:終電以降に帰るときは送迎を利用することが多く、1回500~1,000円程度。
- 雑費:ロッカー代、テーブルチャージ、クリーニング費などの名目で月数千円~1万円近く引かれることも。
天引きの内容は店舗ごとに違うため、必ず面接や体験入店の際に確認しましょう。時給が高くても、引かれものが大きいと手取りが少なくなる可能性があります。
高級店・大衆店で異なる費用面
高級店の場合、ヘアメイクやドレス、アフターの費用もグレードが高くなりがちです。そのかわり、時給やバック率も高めなので、稼げる額もアップする傾向。
大衆店やリーズナブル店は、費用も抑えめですが、時給も落ち着いた水準です。自分の予算や働き方に合ったお店を選ぶのがポイントですね。
キャバ嬢の時給が決まるポイントとは?

ナイトワーク経験の有無
- 経験者:すでにお客様(太客)がついている、営業や接客のノウハウがある、といった点が評価され、スタート時給が高めになりやすいです。
- 未経験者・初心者:最初は低めに設定されることが多いですが、やる気やポテンシャルを買われると、思った以上に好条件が提示されることも。
お客様の数・売上見込み
キャバクラに限らず、売上に貢献してくれるスタッフはお店にとってとても重要な存在です。
指名を確実にもっている子は、面接で高時給を提示されやすい傾向にあります。SNSのフォロワー数などが多ければ、「集客できる子かも」と判断される場合もあります。
働くエリア・店舗ランク
繁華街の中心(六本木や歌舞伎町など)ほど客単価が高いので、時給も高くなる傾向があります。
また、高級店か大衆店かでも時給は2,000~3,000円単位で違ってくることがあるでしょう。
お店ごとの給料システム
キャバクラの給与システムは、以下のように大きく分類されます。
- 売上スライド制:売上が上がるほど時給が上がる仕組み。
- ポイント制:同伴や指名、本数に応じてポイントが加算され、一定以上で時給アップ。
- 固定時給制:売上が一定額あれば時給がキープされる、安定志向向け。
- 売上折半制:売上額をお店とキャストで折半する形(クラブなどに多い)。
どのシステムが自分に合っているかで、稼ぎやすさが変わります。
未経験であれば、初めは固定時給制のお店を選ぶのもアリです!
キャバクラの面接で時給交渉をするコツ!
指名客・SNSなど具体的な数字を示す
「常連のお客様が既に〇人いる」「Instagramのフォロワーが〇千人いる」など、お店がメリットを感じる具体的な数字を出すと、交渉がスムーズです。
「売上が見込める女性」と判断されれば、少し高めの時給を提案してもらいやすくなります。
出勤日数・時間帯の柔軟性をアピール
キャバクラは夜型のお仕事なので、終電後の時間帯や繁忙期である金曜・土曜に出勤できる女性は重宝されます。
終電後もラストまで働けます!
週4~5日、がっつり出られます!
こうした柔軟性があると、お店の戦力として好条件を引き出しやすいです。
具体的な収入目標を伝える
「月に○万円は稼ぎたいので、時給○円を目標にしています」と明確に伝えると、お店側も交渉に応じやすくなります。
あいまいに「たくさん稼ぎたい!」というより、具体的な数字を示したほうが、条件のすり合わせがスピーディーです。
面接と体験入店で積極性を示す
面接時の態度や、体験入店での接客態度は大切です。
こうした姿勢を見せれば、「この子は伸びしろがありそう」と判断され、時給アップにつながる可能性があります。
キャバ嬢が給料を増やす方法
自分に合ったお店選び
収入を増やすために、むやみに「高級店」「高時給」を求めるだけでは長続きしない可能性も。
- お店の雰囲気:スタッフや女性キャスト同士がギスギスしていないか
- シフトの融通:学業や副業との兼ね合いを考慮してくれるか
- 客層:若い人が多いのか、富裕層が多いのか
自分が心地よく働ける環境を選ぶのが、結果的に売上を伸ばし、給料を増やす近道になります。
客単価の高いお店で働く
やはり、高級店や富裕層が集まる街は客単価が高く、バックもしっかりもらいやすいです。
- 六本木や銀座の高級店
- 大阪の北新地、名古屋の錦など
未経験でも採用してくれるところはあるので、興味があるなら挑戦してみるのもアリ。ただし、ドレスやヘアメイク、厳しいマナーなど、投資や学ぶべきことが多い点は念頭に置きましょう。
出勤日数・時間を増やす
シンプルに考えて、働く日数や時間が多ければ多いほど月収は上がります。
週2出勤と週5出勤では、稼げる額はかなり変わってくるはず。
メインのお仕事としてがっつり稼ぎたい人は、なるべくシフトを増やしてレギュラー出勤してみましょう。
フリー・ヘルプでも手を抜かない
新人のうちは指名が少ないため、フリーのお客様につく機会が多いです。
ここを「ただのヘルプ」だと思ってしまうと、指名に繋がらないまま…。
逆に、フリーのお客様ほど「また次回、指名で会いに来たい」と思わせるチャンスでもあります。
雑談力や笑顔の対応で好印象を残し、どんどん指名をゲットしましょう。
マメな連絡・SNS営業を徹底
キャバクラは、待っているだけではお客様は来てくれません。
LINEやSNSでイベントのお知らせや、「元気にしてる?」というお誘いメッセージを送ったりするのはとても大事。
こうしたマメな営業活動が、安定した指名とリピート率を生み出します。
継続的な自己投資
美容院・ネイルサロン・エステなど、自分の見た目を磨く投資は、最初はお金がかかっても、長い目で見ると大きく収入アップにつながります。
また、話題を増やすために本や映画、ニュースをチェックしておくことも重要です。
「また会いたい」「話していて面白い」と思わせる魅力を高めていきましょう。
まとめ:キャバ嬢の時給は着実にアップできる♪
稼げるスキルを身に着けて驚きの年収を目指そう!

キャバクラの時給相場は、未経験で2,000~3,000円あたりからスタートし、慣れてくれば4,000円、さらには10,000円以上も目指せる世界です。
エリアや店舗のランクによっては、15,000円や20,000円といった超高時給も実現可能。
さらに、週3程度の出勤でも月20万円以上、週5だと年収600万円以上のキャバ嬢も珍しくありません。
ただし、キャバクラで稼ぐためにはバックの存在やお客様とのコミュニケーション、あるいはマメな営業が欠かせません。
最初から上手くいくわけではなく、失敗を重ねながらコツコツ努力していけば、確実に給料をアップさせることができます。自分に合ったお店選びも大切なポイントです。
- 時給はどのくらいを目指すのか
- どのくらいの頻度で出勤できるのか
- どんな客層・雰囲気のお店が合っているのか
こうした点を明確にしておくと、面接や体験入店の際にお店選びで迷うことが減ります。ぜひ、あなたにぴったりのお店を見つけて、キャバクラバイトでの高収入ライフをスタートさせてくださいね!
さらに、夜型の勤務を続けると生活リズムが崩れやすくなるケースもありますので、体調管理には注意しましょう。
十分な睡眠や栄養バランスの良い食事、できれば適度な運動も取り入れて、健康をキープしながら長期的に働くのが理想です。
メンタル面でも、お店での人間関係やお客様対応でストレスがたまることがありますが、信頼できる友人や先輩に相談したり、オフの日にはしっかりリラックスしたりしてうまくリフレッシュをしてください。
そして何より、キャバクラは「お客様を楽しませる」ことが仕事の根幹です。
自分自身も接客を楽しみつつ、会話力や外見のケアを磨いていけば、いつの間にか時給も収入もグングン伸びているはず。ぜひこの記事を参考に、あなたの理想に一歩近づいてみてください!